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スケジュールでチームを自動作成

毎月、毎日、似たようなチームを繰り返し作成する作業。
あると思います。

スケジュールを組んで、ルールに従ったチームの作成を自動化しました。

目次

作成フロー(シンプル)

最初の入口は「スケジュール済みクラウドフローを構築する」です。

フロー名は自分が後から見て分かりやすい名前を適当につけます。

「開始日」はフローをいつから繰り返し実施させるか、なのでとりあえず今日の日付。

繰り返し期間は自分の好きなようにします。
選択できるのは「ヵ月」「週間」「日」「時間」「分」「秒」。

後から変更することも可能なので、私はテストも兼ねて「分」にしました。不要なチームが作られたら消せばいいだけです。

2つ目のフローは「チームの作成」です。
Teamsに分類されています。

「チーム名」には「チームの名前」を手投入

「説明」には分かりやすくするための説明を手投入

可視性は「プライベート」か「パブリック」を選択できます。
特に理由がなければ「プライベート」で作成しておき、共有範囲を大きくしたければ設定を見直した方が良いでしょう。

さあ、これで1分ごとに「テスト」というチームが自動で作成されるフローが作れました。

保存してから実際に動かしてみましょう。
1分間隔に設定しているので、ほんの少し目を離しただけで結構成功してます。

同じ名前でも問題なく作成できているようです。
内部URLは変わってるんでしょうけどね。

最もシンプルな作成の自動化はこれで終了です。
超簡単ですね。

作成フロー(チーム名にタイムスタンプを入れる)

先ほどのように1分間隔で同じ名前のチームがいくつもできると、次に困るのは、見分けがつかないということ。
いつ作られたのか、せめてチーム名を変えてあげたい場合には以下の手順で作りましょう。

トリガーは先ほどと同じく「スケジュール済みクラウドフローを構築する」です。

2つ目のフローでは、チームを作成する前にまずは時間を取得したい。
そのため「日時」で検索して「現在の時刻」を選びましょう。

続いて入れるのは「タイムゾーンの変換」です。
automateは基準が日本時間ではないので、これを変換してあげないと、時間がずれていきます。

「基準時間」には「動的コンテンツ」から「現在の時刻」を当てはめます。

変換元は「(UTC)協定世界時」
変換先は「(UTC+09:00)大阪、札幌、東京」
書式設定文字列は「yyyyMMdd HH:mm:dd」

チーム作成方法はシンプル版と変わりませんが、チーム名のところには作成した動的コンテンツ「変換後の時間」を当てはめましょう。

レッツ、テスト!

実行履歴

実行結果

うまくいきました。
書式設定はExcelと同じ感覚なので、一度慣れてしまえば応用できるのではないでしょうか。

yyyyMMddとすることで、年月日を取得できます。
このときMは大文字であることに注意。小文字だと時間のminutesで表示されます。

作成フロー(チーム名に「○月○日~○月○日」と入れたい)

チーム名に任意の日付を入れたい、といったもの。
これも応用ですね。

単純に1か月後とか、半年後、という年月を入れたい場合は以下の通りです。

「未来の時間の取得」で時間を取得します。
現在からどれぐらいあとの時間を取得するのか、設定します。
例えば1ヵ月後であれば「間隔」に「1」を入れます。
時間単位を「ヵ月」にすると、単純計算で、現時点から1か月後が算出されます。

未来の時間の取得も、タイムゾーンで変換かけるのを忘れないでください。

上記のように作成できていれば、以下のようなチームが自動作成されているはずです。

日時の算出方法

作成時点の日時をそのまま利用できるのが一番簡単ですが、そうではない場面も多々出てくると思います。
忘れないよう、備忘録として残しておきます。

月初の日付

今日が属する月初を表示させたい。
月初というのは必ず「01日」です。

ということは、書式設定で「yyyyMM01」で問題ない。
タイムゾーンの変換をするとき、書式設定に「yyyyMM01」を入れてあげれば、強制的に月初になります。
また、月初でなくても「yyyyMM05」や「yyyyMM20」など、色々と応用できます。

月末の日付

月初と異なり28日だったり30日だったり31日だったりします。
つまり、強制的な数値投入ができません。
アクションを見てみましたが、それらしいものもなく。

となれば計算です。
月初の日付は取得できるのだから、2か月先の月初を取得し、-1日してあげれば、前の月の末日になります。
手数が多くてちょっと面倒だけど、やりましょう。

「20240101~20240131」というチーム名を作成したい場合は以下の通り。

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