タイトルの通り「自由な場所からAutomateを発動させたい!」という自分の備忘録です。
概要
PowerAutomateの実行種類には「インスタント クラウド フロー」という、手動で実行する方法があります。
主なトリガー例としては以下の通り。
- フローを手動でトリガーする(モバイルアプリ)
- 選択したアイテムの場合(SharePointリスト)
- 選択されたメッセージに対して(Teams)
いずれも良く利用するトリガーです。
そしていずれも、発動させる場所が決まっています。
発動させる場所を自分で決められれば、もっと利便性が良くなりますよね。
調べてみたら簡単でしたので残しておきます。
フローを用意する
超適当に以下のフローを用意しました。
簡易
詳細
URLだけで発動させる場合、トリガーは必ず「手動でフローをトリガーします」にしてください。
発動用のURL
URLは以下を利用します。
マイフローから入って、作成したフローの詳細画面を開いたときのURLを、以下のように変更させます。
変更前 | https://make.powerautomate.com/environments/Default-×××/flows/×××/details?v3=false |
---|---|
変更後 | https://make.powerautomate.com/environments/Default-×××/flows/×××/run |
このURLをどこかに貼り付けてリンクを貼っておけば、クリックだけで発動します。
(フロー実行時の接続は必要になりますが)
<参考>SharePointサイト
SharePointサイトにボタンを付けて、そこから発動させる場合は以下のように設置します。
フローを実行
以下は実行例です。
先ほどSharePointサイトに作成した、ボタンを押します。
左記のようにフローが動き出しました。
フローの名称とフローの所有者が表示されます。
ちなみに、「詳細の表示」を開くと、構成しているアクションが開くようです。
今回は「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」だけしかアクション設定していません。
どこのチームの、どのチャネルに投稿するのか? というのは、それぞれIDで表示されます
(数字とアルファベットの羅列なので、パッと見はどこに投稿されるか分からない)
「フローを実行」を押し、アクションに問題がなければ左記のようになります。
チャネルを見に行くと、左記のように投稿されていました。成功ですね。